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Q1 うつ病は精神病の一種か?
Q2 うつ病・躁うつ病・仮面うつ病の違いは?
Q3 うつ病は遺伝性がある?
Q4 うつ病になりやすい性格はある?
Q5 躁うつ病になりやすい性格はある?
Q6 うつ病が増えているって本当?
Q7 うつ病から統合失調症になることはない?
Q8 何度も再発するらしいが完治する?
Q9 自覚症状がないのにうつ病といわれたが?
Q10 躁病の症状にはどんなものがある?
Q11 うつの初期症状ってわかる?
Q12 うつ病と自殺は切っても切り離させない問題?
Q13 不安や落ち込みは全部うつ病?
Q14 うつ病を起こしやすい誘引はある?
Q15 身体だけに症状があらわれることもある?
Q16 身体の病気でうつが出ることもある?
Q17 うつ病や躁うつ病の再発は防止できる?
Q18 老年期にうつ病はあるのですか?
Q19 そう病の治療はどのように行うのですか?
Q20 ストレスとうつは関係ありますか?
Q21 うつ病には段階がありますか?
Q1 うつ病は精神病の一種か?
A1
うつ病とは、元気がなくなる「感情の病」であり、ある期間(平均3ヶ月)は続きますが、必ずもとどおりに治る病です。精神病の一種というのは早まった診断です。
Q2 うつ病・躁うつ病・仮面うつ病の違いは?
A2
うつ病は発症する原因や種類がたくさんあります。発症のメカニズムにはまだはっきり解明されていない部分も多いのですが、原因論や症状別などで分類されています。すなわち、①病因論(病気の原因)、②病候論(病気の状態のレベル)、③病型論(症状のタイプ)、④重症度(病気の重さ)による分類が一般的です。
Q3 うつ病は遺伝性がある?
A3
うつ病の遺伝を心配する人は多いのですが、遺伝性の疾患であるとはっきりいえませんので気にする必要はありません。しかし、家族の中に二人以上のうつ疾患者が出ることがあります。これはいわゆる遺伝というよりも性格が類似が関係していると思われます。
Q4 うつ病になりやすい性格はある?
A4
うつ病にかかりやすい性格としては日本の故・下田光造教授が指摘した執着性性格と、ドイツのテレンバッハによるメランコリー親和型という二つのタイプがあげられており、また躁うつ病患者に多くみられる性格ではドイツのクレッチマーのいう循環性格があります。
Q5 躁うつ病になりやすい性格はある?
A5
躁うつ病になりやすい人は、まわりに同調的で、一体感や連帯感を求めるタイプであり、そして明朗で快活な反面、さみしがり屋でセンチメンタルな面があるといえましょう。体型では、肥満型の人に躁うつ病は多いといわれています。
Q6 うつ病が増えているって本当?
A6
近年、うつ病は確実に増え続けています。高齢化、情報化、国際化が進み社会環境はどんどん変化しており、ストレスは解消されないまま増大しています。
Q7 うつ病から統合失調症になることはない?
A7
うつ病と統合失調症は基本的に違う種類の病気ですから、うつ病が原因で統合失調症になることはありません。
Q8 何度も再発するらしいが完治する?
A8
うつ病が再発しやすい病気だというのは本当です。しかし、誰もが再発するわけではありません。生涯に一度だけ病気になって、その後きれいに回復して一度も症状を起こさず、明るく暮らす人もいます。再発しても気に病まず、主治医の指導を信じて対処しましょう。
Q9 自覚症状がないのにうつ病といわれたが?
A9
うつ病にはいくつか自覚できる症状があるのですが、初期の場合、当人ではなかなか気づきにくいものです。普通の軽い病気の症状と勘違いしてそのうち治るだろうと放置される例も少なくありません。
Q10 躁病の症状にはどんなものがある?
A10
躁病(躁状態)の患者さんには、爽快感、観念奔逸、誇大念慮・誇大妄想、多弁・多動、健康感のような症状が認められます。
Q11 うつの初期症状ってわかる?
A11
初期症状は確かにありますが、うつ病になりやすいタイプは人に迷惑をかけたり騒ぐことを好みません。辛くてもあまり外に現さず引きこもるため、見逃しやすいようです。
Q12 うつ病と自殺は切っても切り離させない問題?
A12
うつ病の患者がみんな自殺を起こすものではありません。ただ、この病気では自分を責めたり、自信を失う、生きる意欲をなくすなどの症状が現れるため、自殺願望を持つ人が多いです。
Q13 不安や落ち込みは全部うつ病?
A13
ちょっとした落ち込みがあってもすぐ回復できるなら、まずうつ病は心配しなくてもよいでしょう。熱中できる趣味を見つけるなどして、上手な解消法を身につけることです。
Q14 うつ病を起こしやすい誘引はある?
A14
几帳面で生真面目、他人の目を気にするタイプなど、うつ病にかかりやすい性格や気質を持つ人が、ある状況や環境に置かれると、確かに発症することが多いようです。
Q15 身体だけに症状があらわれることもある?
A15
ひどく落ち込んだり、ふさぎ込むなどの精神症状がみられず、体調が崩れることで初めてわかるうつ病があります。これは心療内科などでよくいわれる「仮面うつ病」という種類のうつ病です。
Q16 身体の病気でうつが出ることもある?
A16
身体的な病気が原因でうつ状態を起こすこともあります。これを「身体因性うつ病」といいますが、脳内に化学的変化を生じることで起こったり、身体的な病気の辛さという心理的な影響で起こす場合があります。
Q17 うつ病や躁うつ病の再発は防止できる?
A17
うつ病などの原因はまだはっきり解明されていませんが、予防や治療が確実にできる病気ですから、心配することはありません。再発の予防は、きちんと服薬を続けることであり、自分の気持ち一つでできます。
Q18 老年期にうつ病はあるのですか?
A18
お年寄りにはうつ病で記憶力の低下がすすむと、痴呆のように見えることがありますが、これを「仮性痴呆」といいます。すぐにボケと判断せずに、老年期のうつ病のことも考えて医師に相談してください。
Q19 そう病の治療はどのように行うのですか?
A19
まわりに迷惑を及ぼさないよう急いで鎮静させる必要があります。薬物療法では、抗精神病薬を少し多めに処方します。そのほかに気分安定薬も用いられます。薬剤以外にもエネルギーを発散することができるよう精神療法もあります。
Q20 ストレスとうつは関係ありますか?
A20
ストレスはさまざまな形で心身に影響を与えます。単純な構造ではありませんが、うつ病になりやすい人は、強いストレスを受けると、うつ病になる傾向があります。ストレスの原因となるのは、夫婦間のトラブル、親子の葛藤、過労、病気、失業などですが、結婚や昇進などもその原因となり得ます。
Q21 うつ病には段階がありますか?
A21
うつ病には段階があると思ってもあながち間違いではありません。まず一番軽いのが「イライラ感」です。次に「ゆううつ感」に襲われることがあります。本人以外にわかりにくいのが「億劫感」です。うつ病が消えていく順序は、まずイライラ感がなくなっていきます。続いて不安感、ゆううつ感が消えていくと治癒してきているといっていいでしょう。最終的には、ものごとに興味を持つようになり、やっていることが面白くなればいうことはありません。
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